ペットイメージ

ペットの世話と充実した日々

ペットがいて良かったことは、誰かを世話をするという充実した日々を送れたことでした。
もちろん一緒に暮していて楽しかったし、一緒に居て色々な経験もでき、たくさんの思い出も作れました。
その中でもペットがいて良かったことは、ペットの世話をすることで自分自身が充実した日々を送っていたことでした。
それは自分自身では気がつかなかったのですが、指摘されて初めて分かりました。
私は結婚しておらず子供もいないため、子供を育てたり、世話をするという相手がいません。
両親は共に健康で、兄弟は遠方で暮らしています。
そのため家族は、それぞれ自分たちの時間を大切にして独立した日々を送っています。
そのような日々を送っていた時に、我家にやってきたのが生まれて間もない野良猫でした。
猫は犬と違って散歩が要らないため、飼育するのは楽だと聞いたことがあったため、最初は気楽に構えていました。
しかし動物を飼うのいうのは、一生面倒を責任を持ってみるということを最後に知った経験でもありました。
猫と暮らし始めて、初めて知ったのが猫の習性です。
猫は夜行性のため、夜中にドカドカと廊下を走り回ります。
そのため夜に寝るように、昼間は一緒に遊んであげて夜は疲れて眠るようにしました。
さらに夜中の3時にお腹がすくのか、エサの催促をしますが、こちらが起きてエサをやるまで催促を続けます。
毎日の世話の日課は、朝夕のエサやりと水をいつも新鮮なものに替えることです。
そしてトイレの掃除とトイレの周りに散らばった猫砂の掃除と肉球にはまった猫砂を取ることです。
さらに猫の爪切りとブラシをかけてあげることでした。
爪きりは嫌だったのかすごく怒り、ブラシをかけてあげると気持ち良さそうにゴロゴロと喉を鳴らしていました。
そしてもっとも大変だったのは、猫が病気になった時の世話です。
猫は言葉を話せないので、飼い主が察してあげることが必要です。
人間と同じように胃炎や便秘になり、膀胱炎にもなったこともあります。
そのたびに動物病院へ通院しました。
しかし、このような毎日はとても充実していたと猫が亡くなってから気がつきました。
猫が使っていたものを整理しながら、どれも愛おしくなかなか手放せなかったです。
自分だけの時間を送っていた日々から、誰かの世話をするという日々へと変えてくれたのがペットでした。
それは充実した日々を送れると同時に、自分以外の人を思いやるということだったと思っています。
それを気づかせてくれたのが、我家にやってきた猫でした。
いつの間にか我家の中心にいて、ご飯をちょうだいと言い、ブラシをかけてって甘えていた存在でした。
そして仕方がないと言いながら、世話をしていたのように思っていましたが、それはむしろ逆でした。
ペットがいて良かったことは、誰かの世話をして充実した日々を送れたことだったと思っています。

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